YOMIURI ONLINE「「小中学生に携帯持たせない」教育再生懇、首相に報告へ
」(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080517-OYT1T00449.htm)
によると、政府の教育再生懇談会の会合において、「小中学生には「教育的な観点から携帯電話を持たせない」との項目を明記することを決めた」という。また、「保護者に対し、携帯電話の機能を通話と居場所確認に限定したものだけを持たせるよう提言することでも一致した」という。
「携帯電話やPHSを持っているのは中2で43%、小5で19%」(同「携帯持つ中学2年生、4割近くがメールを1日20通以上」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080515-OYT1T00793.htm)
)という現状では、携帯電話を持たせないことが、学校生活を送る上で致命傷になるわけではないので、制限自体が悪いとは言えない。
しかし、これは、親がどういう方針で教育するかの問題なのだから、一般化して、持たせないということがいいとは思わない。親に任せたらどうか。
なお、「携帯電話の機能を通話と居場所確認に限定したものだけ」というのも現実を知らない。一般論として、携帯電話よりEメールを使ったほうが安いからである。もっとも、携帯電話に関わっている会社がこのような機種を作るのを否定するものではない。でも売れるとは思えないが(Eメールの方が料金が安いから)。