今日は月曜日だが、NPB（日本野球機構のプロ野球）は交流戦たけなわであり、２連戦制と日程の関係で、月曜日なのに全国各地で試合が行なわれている。
月曜日でないとNPBの試合が見られないという人は想像できないが、もしそのような方がいれば、朗報だろう。
しかし、私は、正直言っていいとは思わない。
今日の読売新聞朝刊番組欄２７頁（仙台では）を見ると、東京のTBSラジオと宮城県以外の東北５県のAMラジオではNPBの中継がない（平日ならば巨人戦の中継などが入る）。また、木曜日と金曜日はNHKラジオ第１でNPBの中継があるが、交流戦では木曜日と金曜日に試合がないことがあり、そうなると、その週のNHKラジオ第１の中継が減る（水曜日や火曜日に中継が入るわけではない）。
つまり、交流戦の日程のせいで、マスメディアの露出が減るということである。
それならラジオ局が努力すればいいと思われるかもしれないが、レギュラー番組の都合もあり、難しいのだろう。
いくら国民的人気を誇るNPBのプロ野球でも、マスメディアを無視して日程を組むのはいかがなものか。来年は元の３連戦制に戻すべきである。
マスメディア無視で思い出したが、イニング間のインターバルを短くしようとするのは良い。しかし、CMの関係でイニングの途中からやることを助長しているとすれば、いいとばかりは言えないだろう（ついでに書くと、日本のバスケットボールは、CMを配慮してタイムアウトを決めている。JBLのタイムアウトはFIBAルールの６０秒でないし、bjリーグにはオフィシャルタイムアウトがある）。もっとも、これは、マスメディアのほうに問題があるが（コマーシャルの入れ方をもっと工夫すべき。以前、テレビ埼玉の中継をよく見ていたが、イニング間のCMは１分３０秒と決まっており、イニングの頭から放送していた。また、投手交代のときはCMが入らない。このようなCMの入れ方ができないものか）
