「たばこ税増税断固反対！！」（http://www.tobacco-zei.com/）
なるホームページがある。
「過去１０年間に３度増税され」ても、「“取りやすいところから取る”という公平性を欠く」ということがあっても、それがどうした？
私がお医者さんに聞いたり本を読んだ限りでは、せいぜい一時のストレス発散になるにすぎず（ストレス発散なら代替手段はいくらでもある）、ほとんどメリットがないのは明らかなはずである。
また、『クリティカル・シンキング』（ゼックミスタ＝ジョンソン 北大路書房。ただし、現時点では正篇か、続篇かはわからない。記憶に基づいているもので）には、犬に喫煙させたところ（犬も喫煙を覚える）、フィルターなしでもありでも悪性腫瘍で早死にするという研究がある（もちろん、フィルターなしの方が早死にする）、という。犬を単純に人間に当てはめるのは難しいだろうが、たばこが体に毒なのは間違いないだろう。
だから、「たばこ税増税断固反対！！」の署名を私はしないし、読者の皆様にも、してほしくないと思う。むしろ、喫煙抑止の観点からは、大いに賛成である。もっとも、禁止にするのが最善だろうが（同じ薬物の大麻だって覚せい剤だって所持はいけないからなぁ）。
