MSN産経ニュースによると、「「ただちに懲戒免職処分をもって臨むことは社会通念上著しく妥当性を欠いて過酷だ」」という判決が出たという(http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090424/trl0904241823002-n1.htm)。
もちろん、お酒を飲んでの運転はいけない。
しかし、最近はそれを超えて、結果いかんを問わずお酒を飲んで運転しただけで厳罰(民事含む)にしようという傾向がある。
行き過ぎた厳罰化にならないように望みたい。この点からすると、この判決は大きいかもしれない(最高裁に係属し、確定すればなおさら)。
被害者の立場からすると納得がいかないという意見はあろう。しかし、それは、過失によって人を死なせたことのほうが重大なはずだが。
運転すれば飲酒いかん問わず危険だ、運転いかんを問わず(適量を超えた)飲酒が問題だ、という展開になることを期待(?)したい。