清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

こんなので 意欲出すのは 難しい

読売新聞2009年5月1日朝刊17面に、「500校分析 大学の実力 意欲喚起 ヽ悗峙_顱々夫凝らす」(松本美奈記者執筆)というのが興味深かったので、検討する(バスケファンを自認するので一応指摘するが、同じ面に、中央大学文学部史学科卒(当時)で、東洋史を専攻した(卒論は秦の始皇帝)バスケットボール選手(答えは見てのお楽しみ)の記事もあります)。

「最近は目的意識を持たずに入学する学生も珍しいだけに、学ぶ意欲の喚起は、大学の大きな課題だ」(以下、カギカッコは「意欲喚起 廚ら引用)→いわゆる大学の大衆化(高校生の過半数が大学進学しているらしい)も大きいが、日本の場合、学びたい時に大学に行くという考えが採りにくい。就職は終身雇用が前提で、大学受験を突破したという能力(どこでもそうなのかもしれないが、学歴差別がゼロだとは言えず、偏差値と相関がありそうだというのは、皆様も感じよう)が重視されるからである。

(母親のコメント)「勉強も部活も言えばするが、自主性が見られない」→それだけ疲れているんじゃないの?中高生になる前の競争が激しいからなぁ(私立入試など。最近は公立も奮闘しているが、そうなると中高一貫などというのが出来る。試験は学力上位などの基準があるので、勉強を一生懸命しなければ入れないことがほとんど)。

「なぜ最高学府が学びの意欲を喚起しなければならないのか」→当然の「違和感」だが、「学びの意欲を喚起」するシステムになっていないんだから仕方ないじゃないか。もっとも、高度な知識が求められる現代社会において、システムを構築することが難しいことは承知しているが。