MSN産経ニュースの下記のURL
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091006/stt0910060004000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091006/plc0910061336011-n1.htm
によると、「亀井静香金融・郵政改革担当相は５日、東京都内の講演で「日本で家族間の殺人事件が増えているのは（企業が）人間を人間として扱わなくなったためだ」と述べた」が、「取り消す気は全然ない」という。
ホントにそうか？
もしそうならば、家族間の殺人の被害者、ならびに加害者は、企業勤めとなろう。しかし、そんな人はザラにいるし、証明は難しいんじゃないの？
実際には、亀井静香さんの発言とは裏腹に、家族内殺人は増えていないとか（浜井浩一『家族内殺人』（洋泉社新書y ２００９年））。
どうも亀井発言はウソの可能性が高い。いわゆるモラトリアム法案の提唱といい、この発言といい、亀井さんの言動は危ない。最低でも大臣を辞め、休養されたらいかがか。
なお付言すると、亀井さんは死刑廃止論者だが、もっとその方面の発言をすればいいのに。モラトリアムや「企業のせい」よりは根拠のある発言なのだから。
