清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

この記事で こんな投稿 「残念」だ

YOMIURI ONLINEの右記のページ(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091002-OYT1T01016.htm
によると、「八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の建設中止を表明した前原国土交通相が現地を視察した9月23日以降、建設推進を求める地元住民の自宅などに、誹謗(ひぼう)中傷の電話やメールが続いている」という。

記事を読み進めると、「水没予定地にある川原湯温泉の旅館では、ホームページの掲示板に「いつまでゴネ得をやってるんだ」などといった非難のメールが全国各地から続いて」たり、「建設推進派の男性町議(58)のブログにも、ピーク時で1日400件の中傷の書き込みが殺到。男性町議は2日、ブログを閉鎖した」り、「別の女性町議(67)も建設推進を訴える姿がテレビなどで放映された後、数日間は自宅の電話が鳴りっぱなしとなった」(以上、上記YOMIURI ONLINEより引用)という。

お気の毒な面もある。しかし、この記事を読んだ限りでは、非難等の詳しい内容がわからないので、正当な意見や批判なのか、嫌がらせなのかはわからない。

しかし、富山市在住の某大学院生は、この記事を見たのか、「八ッ場ダムを巡る誹謗中傷には落胆」と題した投書(読売新聞2009年10月10日朝刊10面「気流」。以後のカギカッコ内は投書からの引用)をしたが、もし上記YOMIURI ONLINEレベルの記事で落胆したならば、大学院生なのに知性ゼロだとこちらが「落胆」してしまった。

投書によると、「発言は責任を伴うものだ。匿名の電話も多いという。こんな方法で他人の言論を封じ込め、かつその人の心を傷つける電話やメールが、全国から送られたことに落胆し、とても残念に思う」とのこと。

まず、「匿名の電話」だから悪いわけではない。匿名だからダメだというのでは「他人の言論の封じ込め」にすぎない。

「人の心を傷つける」というのも浅薄。傷ついたとしても、正当な批判ならば(今回の場合、先の衆議院議員総選挙で、民主党マニフェストで取り上げ、結果民主党が勝ったのだから、正当な批判の可能性が否定できない。もっとも、地域の声を聞くこと、少数意見を尊重すること、ともに否定する趣旨ではない)耐えるべきだろう。

投書は編集側の問題もあるが、大学院に行ってこの程度の投書では、日本、ならびに投稿した大学院生の未来は暗い。もっと勉強し、物の見方を磨くべきである。