清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

載った人 ほとんど政治 音痴だよ

読売新聞2010年1月17日朝刊8面(仙台では)「気流 日曜の広場 連立政権を考える」を読んだ。率直に言って、よくもまぁ政治音痴の投書が載っちゃったなぁ、と思った。以下、その理由を記す。

1.「連立よりも国益」(64歳、女性?)

「大事なのは連立より国益」だって?数がなければ法案も通らないし、政治の安定のためには数が必要なのだから、連立だって大事なんじゃないか?「自民党を含め野党に協力を求める」?自由民主党政権がダメだから、民主党が圧勝したんじゃないか!

2.「政界再編が必要」(39歳、女性)

「民主、自民両党」の二大政党を志向してるのだから、「考え方がまったく違うグループや派閥が混在」するのはむしろ普通じゃないの?また、私の知る限り、世界中どこでも「過半数を取るため無理やり連立を組む」し、それには「理念、政策でまとま」っているところがあるものである。

3.「単独政権を期待」(59歳、男性)

「連立政権の欠点の一つは、多数政党が少数政党に振り回され、思い切った政策を打ち出せない」だって?これが連立の妙味で、少数意見が汲めるといういい面もあるんじゃないの?「2大政党による健全な民主主義」なんて、英米だけ見て物言うなよ。

4.「まるで対立政権」(33歳、家事手伝い)

「社民、国民新両党こそ、国民の支持を受け第1党となった民主党にもっと配慮」だって?連立のなかで主張することこそが少数政党の存在価値を高めるんだって。「社民、国民新両党」が配慮するより、民主党がより議席を増やすにはどうするかを考えろよ。

5.「『信念』はどこに」(69歳、無職)

「『連立を解消してでもこれだけはやる』という信念」なんかあるわけないだろ!最終的に政治は数なわけで、数を維持するには少数与党にも配慮しなければならないの!同じようなダメ投書を見て、私は相当腹が立っている。

6.「長い目で見たい」(37歳、主婦)、7.「予算成立急いで」(45歳、会社員)の投書は、よかったので、言及しない。

読売新聞の紙面に載るには、1~5の投書のような、政治音痴なものがいいようだ。