毎日.jp「ひきこもり：相談者8割、精神疾患 『早期の受診が必要』－－厚労省調査」（毎日新聞 2010年5月20日 東京朝刊。同日アクセス。http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100520ddm012040152000c.html）
によると、「ひきこもりに関する厚生労働省研究班は、自治体の相談窓口を訪れた人の約8割が、統合失調症などの精神疾患があると診断されたとの調査結果をまとめた」という。
「調査は07～09年度に岩手、埼玉、山梨、石川、和歌山県の精神保健福祉センターなどを訪れた16～37歳の184人を対象に実施」（上記毎日.jp）とあり、サンプル面で問題があるが（地域が偏っている）、とりあえずは参考にするとしよう。
「ひきこもり＝怠け」（このカギカッコは強調）説が成り立たなくなると予想するが、精神疾患であることで偏見（恥ずべきこと！）を持たれなければいいが。もっとも、うつ病などの啓発もあり、一時期より偏見が持たれなくなっているようには感じる。
