清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

代表より クラブ優先 先進だ(本日は 読売解説 検討す(2))

読売新聞2010年5月25日朝刊13版11面(仙台では)の解説が興味深かったので、2回に分けて(別論なので)検討する。2回目は、「サッカー日本代表 人気回復のカギ」(以下、カギカッコ内は、上記記事から引用)。

「今期の欧州各国リーグで不動のレギュラーと言えるのは、本田圭佑(CSKAモスクワ)だけ」ならば、たぶんワールドカップは予選敗退だろうな。世界の優秀なサッカー選手が集う欧州でレギュラーも取れない人間が集まっても勝てるとは思わないが。もっとも、サッカーはチームスポーツ。しかし、個人の能力のウェイトが大きいらしい(フェラン・ソリアーノ『ゴールは偶然の産物ではない FCバルセロナ流世界最強マネジメント』(アチーブメント出版)をご一読ください)。

「サッカー中継に力を入れるCS放送スカパーJSATの幹部は『視聴者の目が肥え、日本選手が出る試合よりも、欧州チャンピオンリーグなどを見たいという欲求が高まってきた』と、厳しい時代認識を示」したという。レベルの高いものを見たいというのは当然で(バスケで言えば、地元クラブも代表もいいが、NBAを観たいということ)、豊かな国の特権かもしれない(TVがなければおそらく見られないし、旅行も大変)。

Jリーグ関係者の「『各クラブの熱心なサポーターが、意外と日本代表に関心が薄いという話が、聞こえるようになった』」というコメントを引き、「日常的に応援できる地元クラブのほうが代表より大切という、サッカー先進国に近い意識が、日本にも広がりつつあるのかもしれない」としている。またバスケの話にしちゃうが、私のバスケ応援の感覚に近いな。それはさておき、いい傾向だと思う。地元クラブが絡まない日本代表って、燃えないもの。

もちろん、解説の主旨である、日本代表の人気復活は私も祈っていますが。