清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

日中関係 考慮の仕方 間違いだ

YOMIURI ONLINE那覇地検『今後の日中関係を考慮』…船長釈放」(2010年9月24日15時33分 読売新聞。同日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100924-OYT1T00737.htm
によると、那覇地方検察庁は、尖閣諸島海上保安庁の巡視船に衝突したなどとして、公務執行妨害罪(刑法第95条)で逮捕→勾留されている事件で、被疑者の船長を釈放したという。

上記YOMIURI ONLINEによると、理由は、「『船長がとった行動に計画性は認められず、我が国の国民への影響や今後の日中関係を考慮した』」(以下も、カギカッコ内は、上記YOMIURI ONLINEからの引用)とのこと。

「『認められず』」まではわかる。また、そもそも、この事件は、起訴される可能性が低い事件でもある(「中国が 騒げば自ら 首絞める 」(ここのカギカッコはタイトル。http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51161912.html
参照)。

しかし、「『日中関係を考慮』」するなら、「『日中関係を考慮』」と言ってはいけなかった。

中国人が日本の刑法が適用される犯罪を犯したときに、中国側は圧力をかけて、「『日中関係を考慮』」させて釈放させる動機付けを与えてしまったからである。

真に「『日中関係を考慮』」するならば、こう言わないで、前段の理由だけで(「『認められず』まで言って」)釈放すべきだった。

余計なことは言わないほうがよかったようだ。