asahi.com「中朝合同、中国全土で『脱北者狩り』 北朝鮮に強制送還」(2010年9月27日3時6分。同日アクセス。http://www.asahi.com/special/08001/TKY201009260318.html)
によると、「北朝鮮と中国の治安当局が合同で、雲南省や広西チワン族自治区、山東省など中国各地でひそかに働いている脱北者を拘束し、北朝鮮に強制送還している」という。なお、「中朝の治安当局が中国全土で合同取り締まりを行うのは極めて異例」とのこと。また、「28日に始まる朝鮮労働党代表者会を前に、北朝鮮が国内引き締めのために大々的な『脱北者狩り』を展開している可能性がある」とか。
上記asahi.comにもあるように、「『脱北者狩り』」は、「人権問題」である。「すべて人は、自国その他いずれの国をも立ち去(中略)る権利を有する」(世界人権宣言第13条第2項)し、「すべて人は、迫害を免れるため、他国に避難することを求め、かつ、避難する権利を有する」(世界人権宣言第14条第1項)からである。
こんなブログが、と言われるかもしれないが、中国と北朝鮮は、速やかに「『脱北者狩り』」(上記asahi.com)をやめるべきである。