asahi.com「育休めぐり2知事がバトル＝大阪『世間知らず』―広島『大きなお世話』」（2010年10月21日19時6分。2010年10月22日アクセス。http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201010210107.html）
によると、「全国で相次いでいる自治体の首長の育児休暇取得をめぐり、大阪府の橋下徹知事が21日、『反対。世間が育休を取れる環境をつくってから、公務員が取るのが筋』と批判したのに対し、第3子誕生後の取得を表明した広島県の湯崎英彦知事が、『大きなお世話だ』と反論した」という。
上記asahi.comによると、湯崎知事は、「（前略）まさにわれわれ（広島県）もいろいろな方法で育休を取りやすい環境づくりを政策的にやっている』」とのことなので（本当かどうかは知らないが）、橋下府知事の負けである。
それだけでなく、橋下府知事は、首長が「育休を取れる環境をつく」ることが本当にできると思っているのだろうか?百歩譲っても、その自治体限りだろう。
橋下さん、「『育休を取れるような環境』」を作るならば、知事など辞めちゃって、育児休暇を取ろうとした労働者の事件を受任して、弁護士の立場で主張しなさいよ。橋下さんの弁護士としての実績は、他の弁護士を誹謗中傷して、業務を邪魔したことぐらいですよ。汚名返上のチャンスですよ。
ただ、橋下さん、弁護士時代に、そんな事件をやったとは聞かないが。また、刑事弁護の何たるかも知らない「世間知らず」（ここだけ強調。それ以外のカギカッコ内はasahi.comから引用）なので、不安はあるけど。
