asahi.com「米国留学、日本の学生減るばかり 中国からは急増」(2010年12月6日11時2分。同日アクセス。http://www.asahi.com/national/update/1206/TKY201012060068.html)
によると、「米国に留学する日本人学生数の減少に、歯止めがかからない」という。
単純な留学生減が問題なのではない。以下の2点が問題だと思う。
第1に、高いレベルの場所で学ぶ人が減少していること。大学ランキングなどでは、アメリカの大学のほうが、日本より格上というのを見たことがある。本人の学問的レベル、日本社会にとっては、いいことではない。
第2に、留学にメリットがない可能性があることである。日本の大卒予定の就職戦線は、意外とタイトだ。そんな中で、結局留学をあきらめるとしたら、問題だ。就職活動のあり方が問われざるを得ないかも。
もっとも、アメリカの大学、学費が高いと聞く。無償化にもなっていない。アメリカの大学自体の改善も必要かも。