清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

鳩山の 「方便」発言 ささいだよ

「『真意』」は、どうやら、その海兵隊が、ということのようだ。
 
それはさておき、この問題、大したことはない。
 
重大なのは、国民が民主党政権を選択し、普天間基地移設は、県外または国外としたはずなのに、何らかのパワーが働いてそれが実現しなかったことなのである。
 
記憶に頼ることで申し訳ないが、アメリカ政府は、菅直人政権に対しては、期限を区切らなかったというのを見たことがある。
 
つまり、今回の問題の肝心なところは、日本の主権がアメリカによって侵されたことなのである。
 
また、読売新聞2011年2月17日朝刊社説によると、「鳩山氏は、県外移設の方針が頓挫した理由の一つに、外務、防衛両省の強い抵抗を挙げた」とある。
 
これらから判断すると、アメリカや官僚などの非民主主義勢力が、よってたかって鳩山政権の政策をつぶした、と判断するのが妥当だろう。アメリカや官僚が、ヤクザだったら、読者の皆様も怒るでしょう。怒りをぶつけるなら、鳩山由紀夫内閣総理大臣ではなく、アメリカなどのはずである。
 
なお、本エントリーは、カレル・ヴァン・ウォルフレン『アメリカとともに沈みゆく自由社会』(徳間書店、2010)から着想を得て書きました。ぜひご一読を。なお、本エントリーの文責は、清高にあります。