取り上げたMSN産経ニュース「首相視察 現場主義優先で「夢」語れず 悪化の第1原発に乗り込まず隊員ら激励 2011.4.2 20:44 (1/2ページ)」、ならびに、それを紹介したブログのほとんどが、2011年4月2日の、菅直人内閣総理大臣の被災地訪問について否定的な見解を示している(ブログについては、http://www.topilog.com/msn/msnsankei/entry_list?url=http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fpolitics%2Fnews%2F110402%2Fplc11040220510011-n&pageID=1
参照)。
エントリー時点では、MSN産経ニュースに載っていないが、47NEWS「福島からの避難者励ます 皇太子ご夫妻」(http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040601000498.html)
状況が違うので比較は無理なのかもしれないが、あえて言うと、「政治的な権力もないのに(大したこともできないのに)、来てもらってもしょうがない! 気も遣うし」などといった非難の声は、たぶん流れない。
読者受けもあろうが(そんな情報聞きたくない!)、似たような行為で、一方は非難の嵐、一方は称賛されるとしたら、それはおかしく、統一的に説明できる根拠が必要だろう。
私見を述べると、私はどちらにもいないので言ってはいけないのだろうが、あえて言うと、どちらも「ご訪問、感謝申し上げます。ありがとうございました」となろうか。内閣総理大臣ならば、その後の復興のために現場を見ることは大事だと思うし、皇太子様には素晴らしいオーラがあり、励まされるからである(私は新宿駅新南口で皇太子様を見たことがある)。
*ウェブサイトは2011年4月6日アクセス。