上記MSN産経ニュースによると、「中部電力は9日、臨時取締役会を開き、菅直人首相が6日に中部電に対して浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面運転停止要請について、受諾することを正式決定した」という。
中部電力の決断は尊重するが、報道の限りでは、プロセスはおかしい。
池田信夫blog part2「私はなぜ原発反対派をやめたか」(2011年05月08日 15:48。http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51705950.html)
によると、「法的な手続きなしに個人的な「要請」で原発を止める前例をつくると、日本の電力会社は深刻な経営リスクに直面する。20年近く運転してきた原子炉を止めるのに、一刻を争う緊急性はない。首相が止めたければ、少なくとも原子力安全委員会にはかって法的な手続きを踏んでやるべきだ。それが法治国家というものである」とある。
その他の部分の妥当性は、私の乏しい知識では判断できないが、引用部分につき、私は妥当だと考えている(理由も池田さんが書き尽くしているので、付け加えない)。