読売新聞2011年6月3日朝刊の囲碁将棋欄「盤側」によると、囲碁の十段戦(産経新聞主催)のタイトル賞金が、1,400万円から1,200万円に減額され、7大タイトルのうちの、第6番目に転落したという。
一方、日本将棋連盟「棋戦情報」(http://www.shogi.or.jp/kisen/index.html)
もご覧ください。
タイトル戦の並びは、契約金順。以前は、産経新聞主催の棋聖戦は、序列3位だった。それが今や王将戦より下の、第7位。
産経新聞と意見が違うことが多いのは、当ブログの読者ならわかろうが、個性的な新聞で、存在価値があると思っている。その産経新聞、経営が苦しいからなのか、囲碁・将棋のタイトル戦に出すお金が(相対的に)減っているように思う。
産経新聞と言えば、日本の伝統文化重視のイメージがある。将棋は日本独特の文化だし、囲碁は中国発祥と言えども、日本で盛んである。そんな囲碁・将棋に対しての支援が少ないのでは、産経新聞の論調など何の説得力もないな。
*こちらも参照のこと。日本棋院「タイトルホルダー一覧」(http://www.nihonkiin.or.jp/match/title.html)
**ウェブサイトは2011年6月3日アクセス。