清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

肉牛は 食ってしまえば 同じかも

YOMIURI ONLINE「豪、「虐待」とインドネシアへの肉牛輸出停止」(2011年6月21日18時51分 読売新聞。http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110621-OYT1T00908.htm
によると、「オーストラリア政府が、輸出した肉牛が「虐待」を受けているとして、インドネシアへの肉牛輸出を停止し外交問題に発展している」という。

読み進めると、「発端は5月下旬に豪ABCテレビが放送した、インドネシアの食肉加工場のドキュメンタリー番組。牛のノドを刃物で切る場面などが放映され、「動物虐待」との非難が高まった」とのこと。

一方、「豪州ではスタンガンなどで意識を失わせたうえで動物を食肉加工する」という。

ちなみに、日本も、スタンガンを使って食肉加工するらしい(佐川光晴『牛を屠る』(解放出版社、2009)をご一読を)。

それはさておき、スタンガンだろうが、ノドを刃物で切ろうが、食べてしまうのは同じ。何を争っているのだろう?

それにしても動物愛護は難しいものだ。愛玩動物もあれば(私のアバターには猫が付いている)、食用動物もある。そのほか、保護動物もある。ある動物は保護、ある動物は食べてしまうことに、矛盾を感じることがある。

しかし、現在の人間は、動物を食べるもの。食用動物を食べるのはやむを得ないし、食用動物を広くとらえても問題ないと直感的に考えているが、いかがなものだろうか。