清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

自民党 一本釣りを 多用だよ

「どっちもどっち 浜田議員の 離党劇」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52120250.html
の続き。すなわち、「自由民主党浜田和幸参議院議員が、復興担当政務官の就任を要請されたので、離党を考えている」という話の続き。

読売新聞2011年6月28日朝刊13版4面の見出しに注目すべきものが。

「90年代後半 自民が多用 一本釣り」

記事は以下の通り。

(引用開始)
政権与党による野党議員の「一本釣り」は、1990年代後半の自民党がしばしば使った手法だ。93年7月の衆院選で野党に転落した自民党は、政権復帰後の96年10月の衆院選でも239議席にとどまり、過半数(251議席(当時。清高注))に届かなかった。このため(中略)新進党議員らの引き抜き工作を進め、97年9月に単独過半数を回復した。
(引用終わり)

この時の自由民主党は、政務官ポストというより、数合わせの要素が強かったのだろうと勝手に推測するので、今回の浜田和幸参議院議員の事例とは違うともいえる。しかし、一本釣りが同じともいえる。

どの政党でも、自分たちの都合で、野党議員に何かをちらつかせるのは、日本の国会の伝統だったようだ。

民主党議員の怒りは理解するが(自分たちが無能だから自由民主党議員にポストを奪われた)、自由民主党の批判は過去との整合性が取れないので、慎むべきだろう。