清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

村井知事も 実はマナーが 悪かった(お客さん 気分の復興 大臣だ(3))

「お客さん 気分の復興 大臣だ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52142983.html
、「お客さん 気分の復興 大臣だ(2)」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52145822.html
の続き。

松本龍・復興担当大臣が辞職した。もっぱら、松本さんの言動が悪い、ということになっている。しかし、本当にそうだったのか?

某日、凡太さんのブログ『毎日が輝けるように 本音のブログ』「村井なる知事も問題を感じる。この知事も人間としてどうか?」( http://blogs.yahoo.co.jp/kaigo7133/29010415.html
を拝読したが、それによると、「面会の場面でも相手を待たせた事に変わりなく、笑顔で握手を求めるのは非常識に感じますが、どうでしょう? マスコミは片方だけ非難するが、決して村井氏も褒められた行動とは言えないでしょう。/(改行の意。清高付記)約束の時間に入るのは最低限のマナーであり、決して社会通念上に正しい接遇とは思えません。常識的な人間であれば、到着を確認した時点で知事室にて待機するのが正しい接遇ではないでしょうか」とある。

最初はどうかと思ったが、どうも凡太さんの見解が正しいようである。

私の手元にあるマナー関係の本2冊を見ると…

「来客があったら、やりかけの仕事があっても手を休め、すぐに応対する」(安田賀計(しげかず)『[改訂版]ビジネスマナーハンドブック』(PHP研究所、2003)p29)

「応接室やロビー受付などで客に会うときは、できるだけ客を待たせないように、面会の場所へ出かけるのがエチケットです」(田辺博文『エチケット百科』(土屋書店、1994)p117)

つまり、あまりにも来客が早く来たときは論外だが、「「約束した時間に入」」(「村井なる知事も問題を感じる。この知事も人間としてどうか?」から引用) ったからいいわけではないのである。

東北放送のニュースをYou Tubeで確認したが(「お客さん 気分の復興 大臣だ」)、松本龍さんの「お客さんが入ってくるときは自分が入ってきてからお客さんを呼べ」は酷くて賛成できないが、村井さんの対応は、社会通念上正しくはない。

どっちもどっちだが、「応接間で大臣を待たせた宮城県知事が悪く、大臣はハメられただけであり、わざと怒らせてマスコミがハイエナのように喰らいつきネタにしただけとのことなの」(「お客さん 気分の復興 大臣だ」)は、100%間違いとも言えない。

松本さんの言動に問題があることはたしかなのだが、それだけを指摘し、村井知事の言動をスルーするというのでは、マナーをわきまえない不公平な言論と言わざるを得ない。

ところで、村井さんは、松下政経塾の出身。松下というのは、現在のパナソニックだが、民間企業流のマナーも教えられないのでは、大したところではないようだ。