内容増 学力格差 生んじゃった?

2012年2月15日17時14分配信の４７NEWS「４０％が「学力差開いた」　新指導要領で小学校教員」（http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021501001475.html ）によると、「小学校の新学習指導要領で学習内容が大幅に増えたことで教員の４０％が「児童の学力格差が大きくなった」と感じ、「授業についていけない子が増えた」と考える教員も４人に１人に上ることが１５日、ベネッセ教育研究開発センターの調査で分かった」という。

予定稿としては、だから新学習指導要領で学習内容を大幅に増やすのはよくない、という内容にしようと思ったが、そう書いてはいけない、と思った。以下、理由を記す。

第1に、そもそも過去に学習指導要領が変わった時の調査はどうだったのか?　ベネッセ（旧名・福武書店）教育研究開発センターの調査を調べていないので。

第2に、見出しに疑問。最多は、「「変わらない」は５４％」である。もちろん、学力差が開いているという印象を持つ先生が多いのだろうが、過半数を無視してもダメだろう。

47NEWSに載っている懸念が正しいかはよくわからないが、もう少し様子を見るべきだろうな。