清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

竹富町 よりも読売 「残念」だ

読売新聞(東京本社版)2012年2月23日社説「教科書独自採択 残念な竹富町のルール逸脱」(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120222-OYT1T01300.htm ) によると、「中学校の公民教科書選びを巡る混乱が続いていた沖縄県八重山地区で、竹富町教育委員会が教科書の独自採択を貫くことを最終確認した」という。それが「教科書採択制度のルールを逸脱した残念な事態」だという。しかし、この社説が「残念」!!!

まず、私が中学校の教員ではないので、「教師が教材の共同研究をしやすいなどの利点がある」がよくわからない。もしそうなら、国定教科書が一番「教材の共同研究をしやすい」だろう。あと「共同研究」って、1つの教科書だけでやるのか? 

「教科書の「広域採択」の見直しや、学校単位での採択を求める声も出ている。しかし、採択の単位を狭めすぎると、特定勢力の圧力に影響を受けやすくなる危険がある」? それなら、高等学校の教科書は、「特定勢力の圧力に影響を受けやす」いのか? そんな話聞いたことがないけど。なお、高等学校の教科書は、学校単位である。蛇足だが、大学の場合、担当の先生が指定する。高等学校や大学が問題あるとは思われないのに、なぜ中学校は問題なのか? もちろん、中学校は、学区があり、選べないという違いはある。しかし、中学校の教員には異動がある。たいしてデ・メリットがあるとも思えない。また、圧力には数が必要なはずで、「狭めすぎると、特定勢力の圧力に影響を受けやすくなる」かどうかもわからないけどなぁ。

読売新聞の社説は、学ぶ生徒や教える先生を無視した外しまくりの内容だった。