清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

河本さん 叩きは意味が なかったな

先週(2012年6月30日号)の『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)の特集「生活保護・3.7兆円が日本を蝕む」は、悪いところもあるが、有益なところもあった。

悪いところは、日本社会の問題なのに、派遣村や、受給者の意欲などを問題としたところ。6月30日号の49ページにあるように、他の公的扶助が充実しておらず生活保護しかなかったり、非正社員の保険未加入だったりというのが、生活保護の問題なのである。

有益なところは、49ページの公的扶助の比較表と、同じく49ページにある、扶養義務の基準について、「諸外国の主流は、『配偶者と未成年の子』のみ」のところ。

次郎課長の河本さんの件は、大した問題じゃない、というのが「諸外国の主流」のようなのである。

たまたま河本さんは成功したが、この世代が親より成功しないというのは十分ありえる(アメリカで起こっているのは聞いたことがある)。一般論として子に親の扶養義務を負わせるのが問題というのは間違っていない。

というわけで、『週刊ダイヤモンド』の読者、ならびに、相応の調査をした人は、的確な見解にたどり着けた反面、それすらしない人は、大恥をかいているようだ。

*当ブログの下記の記事も参照。

「河本さん どうやら問題 なさそうだ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/53062036.html )

「叩きだせと 面倒見ろは 矛盾する」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/53072807.html )