まずはスポニチアネックスの記事の紹介。
①「ＮＨＫ苦悩の紅白 ＢＴＳ、徴用工余波…ＴＷＩＣＥ出場どうなる？」（2018年11月12日5時30分。https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/11/12/kiji/20181112s00041000063000c.html
）
①によると、「韓国の７人組『ＢＴＳ（防弾少年団）』が原爆投下の場面がプリントされたＴシャツを着用し騒動となる中、同じ韓流のガールズユニット『ＴＷＩＣＥ』の大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦出場を巡り、同局が難しい判断を迫られている」という。
こういう話が出てくるということは、いよいよ年末ということなんでしょうね。
ところで、なんでこういう話になるんだろう? BTSとTWICEって、事務所、全然別ですけど。
また、①によると、「局内で慎重論が出始めたのは、１０月３０日に韓国最高裁が日本企業に元徴用工への損害賠償を命じたのがきっかけ」とあるが、別に音楽グループって関係ないし、NHKは公共放送だから新日鐵住金に遠慮する必要もない。
アクセスを稼ぎたいというのはわかるが、発表を淡々と報じればいいだけだと思うんですけど。
だから、TWICEを出す出さないについて「苦悩」と表現する必要もないと思う。
というわけで、紅白歌合戦って、NHKの裁量で、誰が出ても結構なんだけど、TWICEをきっかけにK-POPにハマった筆者としては、どうせなら（人気は不問で。筆者は紅白に一番大事なのは人気だと思っているが、それを抜きにして）RED VELVETとBLACKPINKも一緒にパフォーマンスさせればいいのに、と思った。
かなり強引な展開だがもう少しご辛抱。最近筆者は『K-POP 新感覚のメディア』（金成玟、岩波新書、2018）を読んだ。K－POPに関心のある方には常識だろうが、韓国のアーティストと所属芸能事務所は結構重要な情報なようだ。SM、YG、JYPが三大事務所なのだそうだ。そして、タイトルは、それを意識している。つまり、SM所属のRED VELVET、YG所属のBLACKPINK、そしてJYP所属のTWICEをみんな出せば、ガールズグループに関しては現在は韓国が勢いがあるのが簡単にわかるからだ（前述以外にもいろいろなグループがある）。え、紅白は白もある?対戦相手は読者の皆様がご想像。
というわけで、筆者も、アクセス稼ぎのために、スポニチさんの記事を引用・評価したということである。
