清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

昔から あったかもしれぬ 履修漏れ

富山県立高山南高校で、3年生の生徒が必修科目である世界史を履修していないことで、卒業できるかピンチにたたされているそうだ(読売新聞朝刊東京本社版第13版34面(仙台では))が、同様のことが岩手県福島県でもあるそうだ(右記の日刊スポーツのサイトhttp://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061025-108321.html)。

僭越ながら私の経験を言うと(1990年4月入学、1993年3月卒業)、高校の社会科はたしか1年生は「現代社会」が必修だが、直ぐに終わらせて(私の記憶では全部はやらなかった)量の多い「世界史」をやっていた。2年生は「世界史」、「日本史」、「地理」から1科目選択(3年生も継続)、3年生で前述の科目に併せて「倫理」と「政治・経済」を習った。

学校側も、受験を考慮して「現代社会」を早めに終わらせて「世界史」を始めたりしたし、大部分の生徒は受験に関係ない(センター試験と私立大学の受験ぐらいしか必要がなかった)「倫理」や「政治・経済」などほとんど聴かないものだった。

このように大学受験のためにカリキュラム通りに学ばないということは昔からあったのだが、今になってなんで問題になるのだろう。受験にまったく関係ない「現代社会」と多少は関係ある「世界史」の違いだろうか。