１、今日の読売新聞朝刊３５面（仙台圏のページ）によると、宮城県教育委員会がすでに高等学校の学区制を廃止した１０都県を対象に学区制廃止についての調査を実施し、その結果、（１）学区制廃止前の懸念については、 岷鶺?ツ務悗料?叩廚５件、◆崔楼茲塙盥擦里弔覆りの希薄化」が４件、「主要進学校への志願者の集中、受験競争の激化」が４件、などがあったが、（１）廃止後の実際は、￣鶺?ツ務悗料?辰特に見られないとの回答が６件、明らかに増加したとの回答は０件、（△紡弍?垢觀覯未肋綉新聞の紙面からは発見できず、）受験倍率がほとんど変わらないとの回答が８件だったという。
２、この調査には以下の疑問がある。
（１）当たり前のことだが、質問票などが示されていないので、公平な調査かどうかはわからない。
（２）宮城県としては、この結果から、学区制を廃止しても特に問題はないとしたいのだろうが、逆に、学区制を廃止しても教育状況は大して変わらないので無意味だともいえる。
（３）１、の調査の結果が逆でも（たとえば，留鶺?ツ務悗料?辰筬の主要進学校への志願者の集中、受験競争の激化）問題がある（，砲弔い童世┐伉未┐覆た佑でてくる可能性、について言えば地方の学校の劣化の可能性がある）。
３、教育改革をするのであれば、目新しいが大して効果が期待できないことはやめて、現場の実情を踏まえた改革をすべきであろう。
