今日のの読売新聞朝刊(東京本社版第13版4面(仙台では))に、読売新聞東京本社広告局企画・製作の「カイタイ新書」なる広告があった。
内容はジュンク堂池袋本店の書店員(?)の人のコメントと、各社新書の広告。各社新書とは、文春新書、中公新書ラクレ、ちくま新書、新潮新書、祥伝社新書、光文社新書、講談社現代新書、角川Oneテーマ21。
ところで、昔、新書御三家というのがあって、岩波新書、講談社現代新書、中公新書がそれだった。ところが今回の広告に岩波新書がない(ついでに言えば、平凡社新書もない。斎藤美奈子さんの本に護憲勢力のように書かれていたと記憶する)。これはどういうことか。
まぁ、岩波新書にオススメの本がないという見方もできるが(ちょっと前までは岩波新書はダメだと個人的に思ったが、最近は『働きすぎの時代』『労働ダンピング』など、力作が多い)、読売新聞が右(保守系)だからなのだと私は思う(他に記事や社説を見ればわかる。まぁ、常識なのだろうけど)。このように、新聞の立場は思いがけないところに出るから、隅から隅まで読んでみることを勧める。