清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

本日は 教育問題 大当たり

今日の読売新聞朝刊(仙台では)は、教育問題の当たり日といった内容である。

1、中央教育審議会の答申において、現在より職制を多く設け(副校長など)、給与に細かい差をつけるという。これが教育改革になるかはよくわからない。

2、教育再生会議第1分科会(学校再生)は、「道徳」を小・中・高校の正式な教科にするという。今は小・中学校で週1時間行われているが、成績評価の対象でなく、専門の教科書もなかったが、これからは成績評価の対象になり、専門の教科書もできるという。「道徳」心まで評価の対象となるのは何か窮屈な気がする。それに、「道徳」というのは、1時間でも設けてしなければいけないものなのだろうか。「社会規範」というのは、たとえば、国語、歴史、倫理(中学校では公民)では身につかないものなのだろうか。

3、9頁(仙台では)に、「ザ・リバティ」(幸福の科学出版)5月号の広告が載っている。

(1)「「いじめ」とは、こう戦え!」というが、学校内で解決するというのは限界があるのではないか(いじめがあると学校などのイメージダウンとなるならば(学校選択制の導入下ではその懸念は大きい)、隠すというほうにインセンティブが働くのはやむないだろう。何らかの形で外部の人が解決に乗り出さないとダメではないか(たとえば、弁護士、警察))。

(2)「学校教育と悪魔の自由について」という大川隆法総裁の説法の連載もある。
 屬覆次学校が何をしてもうまくいかない状態になったのか」。それは、国の介入が強まったから?(多様な理由があろう。国の介入もその1つだと私は思う)。
◆崕里箸龍チ茲貿圓譴董権威を失った公教育」。極論すれば点数を上げて上級の学校に合格させるのが塾(成績を上げる補習塾もあるが、点数を上げる要素は進学塾と同じ)、知識を伝授したり、いろいろなことを体験させるのが学校だから、比較はできないのではないか。
「教員の地位や身分の安定性が、腐敗の土壌になっている面も」。正しいのだろうが、なぜ、「教員の地位や身分の安定性」が保証されているのかをきちんと理解しないとダメだろう(私なりに考えた理由は、頻繁に変わることの児童・生徒に与える影響と、国家からの過度の介入を防いで学問・教育の自由を保障するため)。

4、フジテレビ系では「今、日本がおかしい!子どもを守れ!お母さんが学校に「教育再生」直談判SP」というのを今日やるそうだ。「日本がおかしい!と、「子どもを守れ!」と、「お母さんが(学校に)直談判」が直接結びつくとは思えないけど。たしかに、今の学校は問題があるのだろう。だが、学校ばかりを攻撃してよくなるのかはわからない(しつけが悪い場合や、学校の多忙さを想起)。

*なお、3、と4、は、私のほうで読んだり観たりするつもりはないので、本記事の内容を保証はしません。興味のある方はご覧ください。なら書くな!という批判は、甘受します。