清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

慰安婦の 決議をするの ムダだって

日本経済新聞のサイト(http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070627AT2M2700K27062007.html
によると、アメリ連邦議会下院の外交委員会が旧日本軍によるいわゆる従軍慰安婦問題で日本政府に責任を認めて謝罪するよう求める決議案を、一部修正し39対2の賛成多数で可決し、この決議案が7月中に本会議に上程される見通しが強まっており、採決すれば可決の可能性が大きいという。

このことに関する感想は以下の通り
1、アメリ連邦議会の下院の委員会などが議決することを問題視することはできない。もしこれを問題視するなら、アメリカの圧力を当てにすることができなくなるからである。

2、自由民主党などの議員の方は旧日本軍の関与を否定しているようだが、私の直感ではたぶんあったと思う(悪いことを隠すのは人間の常)。

3、1と2を前提としても、なんで今頃このような決議案を出すのだろう。報道などによれば、韓国人コミュニティを意識したりなどという理由があるそうだが、こんな決議をしても、日本の内閣総理大臣が口で謝罪して終わりだろう。日本との平和条約第14条(b)で請求権は放棄されているはずだし、日本国内で訴えを提起しても除斥期間民法第724条第2項)を理由に退けられるし、村山富市さんが内閣総理大臣だったときに基金が設立されており、それなりの償いもしている。日本国の政治家の言動が他国民を逆撫でしているのは理解するが、だからといってこんな実効性のない決議をするのはムダである。もっと有益な議論をしてほしいものだ。