久間章生防衛大臣の発言が話題となっている。ＢＮＮ（http://www.bnn-s.com/news/07/07/070702111413.html）
から引用すると、
（引用開始）
「日本が負けると分かっているのにあえて原爆を広島と長崎に落とし、終戦になった。長崎に落とすことによって、ここまでやったら日本も降参するだろう、そうすればソ連の参戦を止めることができるという考えだった。幸いに北海道が占領されずに済んだが、間違うと北海道までソ連に取られてしまった。原爆を落とされて長崎は無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理でしょうがないなと思っている。米国を恨むつもりはないが、勝ち戦と分かっているときに原爆を使う必要があったのかという思いはいまでもしている」
（引用終了）
この発言に被爆者の方が怒るのはわかる。しかし、現政権は防衛面についてはアメリカと共同歩調をとっているのですよ。その防衛大臣がアメリカの悪口を言えるわけないじゃないですか。だから、久間さんがこのような発言をするのは、立場上やむを得ないと思う。
ちなみに原爆について言うと、久間さんの発言とは違い、私はアメリカが原爆を落としたのは、人体実験という要素も結構大きかったのではないか、と思っている（日本人は有色（黄色）人種だから殺してもかまわないと思った（ついでに言うと、降伏のことは適当にごまかして）。何かの本で読んだが、一理あると思って以来、この考えから離れられない）。
