清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

クスリ売り 渡邉(美樹)さん 発言不可

成美堂出版『格差社会で生きのこる23のSTORY―生き方・考え方の指針データでみる実情 (SEIBIDO MOOK LIFE 1) 』を立ち読みした。

特に目に付いたのは、渡邉美樹さんのページ。相変わらず、おかしなことをしゃべってますな。特に目に付いた点を3点指摘し、批判してみたい。

まず、ニートになるのは中途半端な豊かさがあるとして、親は食事を与えずに、また、電源も与えずに、パソコンもやらせるな、という提言をしている。しかし、どれも実際就職させるには役立たない。食べなければそもそもハローワークに行って仕事を探すのも難しいし(ブドウ糖の供給が必要なことぐらい賢明な読者諸氏ならば同意するであろう)、パソコンは就職の情報を得るのに重宝するからである(以前、義家弘介さんも同じことを言っていたが、彼等のときは確かに就職活動にパソコンは不要だっただろうが、現在では違う。昔の知識で語ると間違える)。

次に、ニートやフリーターを外国人労働者と競わせるべしという趣旨の発言について。外国人労働者の受け入れに反対はしない。しかし、受け入れると、正社員も苦労することに想像も至らないようではダメだ(賃金が下がるのはフリーターだけではないのではないか)。

最後に、渡邉さんは、ニートやフリーターになるのは、自分だけよければいいと思っているからである、とも言っている。フリーターについては正解。使用者側(渡邉美樹さんも含め)が「自分だけよければいいと思って」いるので、低賃金で雇っているに過ぎない。しかし、ニートについては根拠が明らかではない(自分だけよければいいと思うと就職活動をしない、というのはよくわからない)。なお、就職するには、やはり自分が良くなければならないのではないか(就職しない者を語るとき、就職しない者は人間扱いされないが、彼らも人間なのだから、自分にとっていいと思わない限りは動かないだろう)。

フリーターは一生懸命働いているので、立派に社会に貢献している。ニートは直接には多数の人々に迷惑はかけていない。しかし、渡邉美樹さんはアルコールというドラッグ(アルコール依存症の原因)を使った商売で設けている人。はっきり言ってしまえば、フリーターやニートより社会にとって害悪だといえる。せいぜいご発言を慎んではくれまいか。

さぁ、これからアサヒのスーパードライを飲むぞ!