清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

プロなのに 1日3局 指すなんて

今日から、第33期棋王戦5番勝負、佐藤康光棋王vs羽生善治王座・王将が、京都市で開幕した。

共同通信社の特集ページ(http://kk.kyodo.co.jp/pb/kiou/kioutop.htm
を見たら、驚きの事実が!

なんと、羽生王座・王将は、2008年1月7日に、3局指していたのだった!

まず、午前中に、長沼洋七段とNHK杯の対局をし(2月2日放送。長沼七段の勝ち!(読売新聞観戦記の(圭)さんの表現を拝借しました))、それが終わったら、新設の朝日オープン(1日2局の場合がある)本戦で、木村一基八段と佐藤和俊五段を倒した。

マチュアならば3局ぐらい指すのはよくあることだが、生活のかかっているプロが1日3局(それも、すべて公式戦で、対局料がもらえる)指すのは、おそらく史上初ではないか。

そして、最初の対局において勝ちきれなかったにもかかわらず(私見。詳細は、NHK将棋講座テキストの4月号の解説で確認されたし)、その後の対局で2連勝とは、すごい(と言っても、プロなら当然なのだろうが)精神力である。

同じNHK杯の中川大輔七段戦の大逆転劇もすごかったが(銀を捨てたり、9八に角を打ったりしてまで勝ちたいかねぇ、とテレビで観て思ったが、その角を生かしたトン死で勝ってしまった)、それに劣らずすごい1月7日であった(といっても、全部勝てばより良かったのは言うまでもない)。

棋王戦、熱戦を期待します。なお、第1局は、187手で羽生王座・王将が勝ちました。詳細は、上記の特集ページから、第1局のウェブ中継で。