今日、第５７回ＮＨＫ杯争奪テレビ将棋トーナメントの決勝戦が行なわれ、先手の佐藤康光ＮＨＫ杯が、鈴木大介八段の角交換向かい飛車を何とか倒して、史上３人目（過去の２人は、１９５４年、５５年の（故）大山康晴十五世名人と、１９９７年、９８年の羽生善治現王座・王将。日本将棋連盟のサイト参照（http://www.shogi.or.jp/）
）の２連覇を果たした。佐藤ＮＨＫ杯、優勝おめでとうございます。
この模様は、１０時２０分から生放送だった。いつもとペースが違うので戸惑ったが、生放送らしいスリルが味わえて、良かった（録画だと、途中で帰趨がわかることがある。もちろん、将棋が面白かったのが大きい）。
ただ、いくつか問題点もあった。第１に、私は送っていないので言うのが憚られるが、Ｆａｘの紹介が、全日本大学駅伝に比べて少ないように感じた。Ｆａｘがメインではないので仕方がないが、工夫をしているので、対局中にもう少し紹介する手もあったか。
第２に、感想戦を含めて終わったのが１２時３５分頃だったが、表彰式は１３時４５分ごろとのこと。ＮＨＫ杯を振り返るビデオが長く感じたので、１３時１５分頃（今回のトーナメントのＭＶＰ（清高選。ただし、商品などは出ません）長沼洋七段（コーナーは初出場の人の活躍を振り返るものだったが）の快進撃が終わったシーン）で見るのをやめた。
初めての生放送ゆえ、少々段取りが悪いように感じた。今後生放送にするかわからないが、何回かやれば段取りも良くなるだろう。ついでに言うと、公開対局もプラスすればなお良いか。
なお、来週の囲碁の決勝は、生放送ではないそうです（「将棋と囲碁の番組紹介 ＮＨＫ杯囲碁トーナメント」のサイト参照（http://www.nhk.or.jp/goshogi/gotou/index.html）
）。高校野球の関係もあって難しいが、将棋も囲碁も公開生放送というのはいかがでしょう。
