今日の読売新聞朝刊4ページ(仙台では)によると、自由民主党国家戦略本部「政治体制改革プロジェクトチーム」が政治制度の抜本改革案をまとめた。この中にがとんでも案が隠されているのですね。
その内容は、
―圧脹,鯆蠖遙横娃阿箸垢訝噂秕選挙区制、参議院を定数50人(半数改選かは不明)とし、個人名で投票する全国区制に変える
∋乙脹ゝ聴?挙の立候補資格を衆議院議員や首長を5年以上か、地方議員を10年以上経験した人に限る
衆議院再可決(憲法第59条第2項)の要件を過半数に引き下げる
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以上4つである。
まず、 D蠖瑤鮠なくすると、細かな民意が反映されにくいので、ダメ。なお、日本は、国会議員の数は多いわけではないというのを何かの本で読んだことがある(思い出したら書き直すかもしれません)。また、単純小選挙区制も、少数意見の切捨てでダメ。この制度の採用は、常に支持政党の比率最多の自由民主党(支持政党なしを除く)の未来永劫政権になる可能性があるので、ダメ。参議院の全国区制も、いわゆるタレント議員の当選の方向に傾き(これ自体は悪くない)、自由民主党に有利と思われるので(厳密に調べていないが、タレント議員のほとんどが、自由民主党か民主党のように思うのは私だけだろうか)、ダメ。
次に◆8慮を重んじようとしているのはわかるが、実際そうなのか疑問なので、ダメ(いわゆる汚職って、ベテラン議員が多いんじゃないか?)。それに、わざわざそこまでして、二院制を存続させるのがいいのかもわからない(といっても、一院制がいいかもわからないが)。
さらに。慎重に審議しようという事で再可決の要件を厳しくしているのに、それを反故にするのも、ダメ。これも△里茲Δ飽豈\を検討すべきではないか。
最後にぁこれも理由はと同じ。
それならお前はどういう制度がいいんだ、と言われそうだが、現時点では断言できるほどの案はない。あえて言えば、参議院を廃止して、定数700人(現在は衆議院480+参議院242=計722で、多少はリストラする)の比例代表(中心の)制度にすればいいと思っている。