清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

塾通い 低学年化 進んでる

YOMIURI ONLINE「小1の16%が塾通い、低年齢化進む」(http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080809-OYT8T00219.htm
によると、「通塾率は小学生26%(前回24%)、中学生54%(同60%)。学年別では、小学6年~中学3年は前回に比べ2~8ポイント減少していたが、小学1年~5年ではいずれも2~5ポイント増加。特に、小学1年は16%(前回比4ポイント増)、小学2年も19%(同5ポイント増)の児童が塾に通っていた」とのこと。すなわち、低学年化が進んでいると言う。

この原因は、上記サイトによると、「塾通いが過熱している背景について、約4割の保護者が「学校だけでの学習の不安」をあげており、同省では「公教育への不安が塾に通わせる要因になっていることは否定できない」と見ている」そうだが、それなら、小学校6年生以降の通塾率の減少は、何を意味するのか。

それはさておき、低学年化は事実のようなので、個人的には憂えるべきだと思っている。その段階から競争しなければならないことを過酷だと思うからである。

あと、原因についてだが、「公教育への不安が塾に通わせる要因になっていることは否定できない」のだろうが、勉強すれば収入に影響することを保護者の方がうすうす感じているからではないかとも思う(本田由紀『「家庭教育」の隘路』(頸草書房)参照)。現在の子育ては大変で、何らかの対応(たとえばと高校において、受験は足切りだけにして、くじ引きで決める)が必要なのだろう。