清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

小沢民主の 政策一応 見ておくか

1.今日の読売新聞1面に、小沢一郎民主党代表の政権構想骨子が出ている。自由民主党総裁内閣総理大臣の現状では、総裁選の報道が多いのはやむを得ないが、二大政党のもう一方の民主党の政権構想骨子も検討しておきますか。

「年金制度を一元化し、基礎(最低保障)部分には全額税を充当」→○

後期高齢者医療制度は廃止し、医療制度を一元化」→これはわからない。高齢者が金を持っており、かつ医療を利用する現実があるようだし。

「農業者への戸別所得保障制度を創設」→これは一種の補助金で、高コスト体質(日本の農作物が中国などに太刀打ちできない原因と私は勝手に思っているが、間違いかもしれない)の改善とは程遠い。いま、農業で大事なのは、後継者と高コスト体質の改善のはずで、それに向かい合っているとはいえないだろう。むしろ、自由民主党規制緩和に一理あると思う(ただし、質が悪くなってはいけないが)。

「高速道路を無料化し、ガソリンの暫定税率を廃止」→無料化は妥当だが(建前として)、暫定税率環境税は違うのだろうか。

「与党議員を100人以上、副大臣や事務官などとして政府に登用」→なるに足る人材がそんなにいるの?

「強固で対等な日米関係を築き、アジア諸国と信頼関係を構築」→いいとこ取り、かつあいまい。自由民主党だってそう思っているだろう。もっとも、外交であまりにも違いすぎると、二大政党が無理だとも聞くし。

「国連の平和活動に積極的に参加」→憲法の改正が必要か。

2.ついでに、読売新聞の社説「小沢代表3選 政権公約に説得力を持たせよ(9月9日付・読売社説)」(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080908-OYT1T00788.htm
も検討すると、

民主党も、代表選の論争を通じて、政権公約の質を高めるとともに、国民の関心を集めることができたはずだ」?自民党ヨイショ新聞が書いてもねぇ。要は、自由民主党総裁選ばかり取り上げて、民主党を無視するのが社の方針?

「小沢代表は「変わったらおかしい」と言うが、党内でも「政権をとった際、確実に実現できるよう、公約をしっかりさせることが必要だ」との意見が少なくない」→読売新聞は「党内でも」以下の主張だろうが、これは小沢代表の勝ち(そもそも野党なので政策を実行していないから。もっとも、見直しを否定はしない)。

「財源の具体的な内訳を示すべきだ」?自由民主党はしたことがあるのだろうか?それにしてもこの新聞、自由民主党の政策をなぜこのように熱心に批判しないのか?だから、自由民主党ヨイショ新聞なのだ。