アメリカ大手金融会社、リーマンブラザーズが、日米ともに破綻したという。
日本の山一證券みたいに、従業員は近いうちに拾われるだろうから、かわいそうではあるが、それほど心配しない。
しかし、アメリカのみならず、他国の経済には大きな影響を与えそうだという報道を聞いて、こちらは心配である。
アメリカのドルが下落し、その結果日本の円が高くなり、輸出産業が打撃を被り、不況が深刻化しなければいいのだが。
それにしても、なぜ日本経済は、内需拡大の方向に行かないのだろう。円高は、外国の商品を買う絶好のチャンスなのに。
現在の経済においては、労働も美徳だが、不労所得も消費も美徳の面がある。しかし、未来が不安では、不労所得を得ることも消費も控えるのはやむを得ないことなのだろうな。
なお、この記事には、賢明な読者の方は不満だろうから、ロイターのサイトの、きちんとした分析も載せて、終わりとする。
ロイター「リーマン・ブラザーズの破たん:識者はこうみる」(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33754720080916)