清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

能力の 問題なんかじゃ ないんだよ

1.仙台市内の某アーケードにこんな文章が。

「~見つけよう、あなたの輝く未来!~(ここまで白抜き文字)/(ここらか青字)11月は「みやぎの若者の働く力を高める月間」(かぎカッコ内赤字)です。」

もちろん、若者の「輝く未来」を見つけることをサポートする必要はあろう(といっても、強制労働の禁止(憲法第18条参照)に触れないようにしなければならないが)。しかし、「働く力を高め」ればそれで解決のわけがない。高めても、ニーズがなければダメなのだ。

このことからすると、同時に(というより、こちらを強調しなければならない。すなわち)「みやぎの会社の雇う力を高める月間」を掲げなければ、アンフェアだろう。

2.最近の大学生も厳しいようだ。読売新聞2008年11月12日朝刊11頁(仙台では)「なるほど!経済」によれば、「3年生はインターンシップや合同説明会などのイベントに多くの時間を割かれ、授業を受ける時間が少な」(上記読売新聞より引用)かったり、内定が取り消される(景気低迷など、求人者(企業)の責任)学生がいたりするという。

正直おかしくないか?学生の「仕事」は、学問を身につけることではないのか?それをそっちのけにさせている企業サイドのほうがおかしくないか?人間力だの社会力だの働く力だの言っても、企業側が約束を守らないことを放置しておいて求職者・学生だけに求めるのか?

3.求人側(や公共団体)が若者や求職者に理不尽な要求をしたり約束を破ったりしているのが問題である、というのが本当のところのようだ。