YOMIURI ONLINEの右記のページ(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090113-OYT1T00062.htm)
によると、「チャールズ英皇太子の次男(中略)がパキスタン人に対する差別用語(上記YOMIURI ONLINEによると、「「『パキ』の友人」とパキスタン人への侮蔑(ぶべつ)の意味を込めた言葉」。清高注)を使っているビデオ映像が流出した」という。
実際にはわからないが、チャールズ皇太子の次男は、「友人を侮辱するつもりは毛頭なかった」(「王室の声明」。上記YOMIURI ONLINEより引用)そうだ。
これが本当かはわからないが、もし本当ならば、不注意だったということだろう。
日本人ならば、おそらく誰でも使ったことがあるであろう言葉に、「バカチョン」というのがある。この言葉の中の「チョン」は、朝鮮の蔑称だから、差別表現となり、用いるのは不適当だとされる。
チャールズ皇太子の次男は批判されても仕方がないだろうが、このブログの読者としては、これを機に自分が使っている言葉に差別表現がないかを検討するのがよいだろう。その際には、たとえば、『改訂版 実例・差別表現』(堀田貢得 ソフトバンククリエイティブ)あたりを読むのがいいかもしれない(私は、改訂前のを読んだ)。