NIKKEI NET「2次補正・09年度予算、早期成立求め5県知事が声明」(http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090113AT3S1200B12012009.html)
によると、「宮城、山形、鳥取、徳島、佐賀各県の知事からなる「5県知事会議」は12日、景気対策を盛り込んだ今年度第2次補正予算案と来年度予算案の早期成立を求める緊急声明を発表した」という。また、「定額給付金を巡る与野党対立などを念頭に「国の対策は牛歩のごとく遅々として進んでいない」と批判した」ようだ。
地方自治体の主張という立場は考慮しなければならないが、この5知事は、政治をわかっていないと言われても仕方ないだろう。
政治とは、党利党略(この件のテレビの報道で、ある知事が党利党略を批判していた)なのだ。与党は与党で利益になるので早く予算を通そうとし、野党は利益にならないので十分な審議を求めるだけの話である。それのどこが悪いのだろう。野党の立場を何ら考慮していない愚見である。もっとも、野党は何を守ろうとしているのか、私にはよくわからないが。
この件からわかるのは、上記5知事は、おそらく、自由民主党系の知事だということである。宮城県の知事は、「県民党だ」と言っていたようだが、嘘つきみたいだ。