清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

一院制 いいが3割 減はダメ

読売新聞2009年7月7日朝刊1面(仙台では)によると(「国会一院制10年以内に」)、自由民主党は、次期衆議院議員の選挙の政権公約マニフェスト)で、「4年後までに国会議員定数を1割削減し、さらに10年後までに一院制とした上で3割削減を目指す」という。

まず、一院制については、難しい問題だが(意思決定が早ければいいとは限らないので)、衆議院参議院の勢力が違う時の混乱を考えれば(今回みたいに衆議院で与党が3分の2以上を維持している場合は、なぜ小選挙区の多いほうの意思を尊重すべきかわからないし、3分の2未満ならば、なぜ衆議院の優越があるのかわからないから)、妥当な方向性だと思う。ただ、その場合は、世界中では採用の多い、比例代表制を中心とした制度にすべきである(民意の忠実な反映重視。まずは、現在の衆議院比例代表制の選挙区のみにする)。

次は定数削減。これは反対。定数を少なくすると、ゝ腸颪了纏?成り立つのか、¬碓佞糧娠任北簑蠅ないのか、という疑問があるからである。現在の技術からすれば、720人を維持した上で、参議院に放送設備を供えればいいだろう(最終的には、国会議事堂を一院に対応するように作り直すことが考えられる。財政の問題もあるが、景気刺激の可能性があるかも)。

もっとも、一院制にするには、当然のことながら憲法改正が必要なので、容易ではないかもしれない。