まずは上記asahi.comを一読ください。
それによると、鳩山由紀夫内閣総理大臣いわく、「『厳しかった。やはり国政の影響があったことは否めない。政治とカネの問題が影響を受けたと思う。このことに関しては、私どもは真摯(しんし)に受け止める必要がある』」だって。
それなら、取るべき手段は他にあるんじゃないか?政界からの引退とか。しかし、人がいないんだよなぁ。
国を憂える者(一応)として言わせてもらえば、日本の弱点は、穏当な左派政党がないことである(自由民主党は一応穏当な右派。日本政界の不思議の一つは、極右の議席がないこと(極左は日本共産党))。民主党には穏当な左派政党になって欲しいのだが、トップが左派とは思えないボンボン、代わりに出て来る人もいない。出自から(社会民主連合。もっとも、どんな政党かは未調査)菅直人さんがトップになればいいと思うが、そうなると今以上によってたかって潰すんだろうなぁ、アメリカ、右翼、暴力団が?
一方、同じasahi.com「衆院予算委、自民が欠席 「政治とカネ」証人喚問要求」(2010年2月22日12時10分。取得日同じ。http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY201002220110.html)
によると、「自民党が『政治とカネ』をめぐる証人喚問などが実現しなければ審議に応じない方針を決定。自民党が審議拒否で欠席のまま(予算。清高補足)委員会が始まった」という。
かつての野党も同じことをやっていたと思うし、参議院選挙などを考えると、民主党が強行採決をすれば、「民主党は横暴だ」というイメージを作れそうなので、ありうる戦略だとは思う。
ただ、大事なのは政策。スキャンダルは検察に任せて、きちんと民主党の政策の弱点(いちいち書かないが、経済誌を見れば、いくらでもある)を指摘すべきである。
民主党も自由民主党もどっちもどっちと感じた。