清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

自民党 まともなことも 言っている

日本の自由民主党も、たまにはまともなことを言っているが(本エントリーとは無関係ゆえ、触れない)、今回はイギリスの自由民主党の話。

読売新聞2010年4月22日朝刊13版7面(仙台では)「自民支持 労働党抜く」によると、「21日付英ザ・タイムズ紙掲載の世論調査によれば、自民党の支持率は31%で、選挙戦を優位に進めてきた保守党の32%に肉薄。労働党は28%に沈んだ」という。これ自体は、10年以上も労働党政権なのだから、労働党が沈むのは健全だろう(では基準は?と言われると難しい。あくまでフィーリング)。

しかし、保守党の支持も落ちている(以下4月14日付→4月21日付の支持率。労働党:33%→28%、保守党:36%→32%、自由民主党:21%→31%)。イギリスの自由民主党の支持の理由は何か?以下、「自民支持 労働党抜く」を読み進めてみたい。

「自民支持 労働党抜く」によると、「今の自民党人気を支えているのはレッグ氏本人の高い支持率」と、「英国伝統の2大政党制に有権者がうんざりしている事実がある」という。ただ、肝心なのは、政策である。

「自民支持 労働党抜く」によると、「自民党の場合、旧来政治の局外者として、『2大政党にはできない抜本的な改革の断行』を公約できるのが強み。具体的には現行の単純小選挙区制が『死に票』を多く生み民意を反映しないと批判して、大選挙区制や比例代表制への切り替えを主張し、支持を広げている」という。死に票+復活における多数代表有利の日本の制度にうんざりしている私としては、海外から吹いた清涼な風のようだ。

選挙制度で政治が全部よくなるわけではないが、日本は、参議院を廃止し、衆議院の定数若干増やし(512ぐらい。以前はこれくらいいた)、比例代表中心の制度に速やかにすることを提案したい。

ただ、自民党の立ち位置って、どんなだろう。経営サイドと思われる保守党、世界初の社会主義政党である労働党、どんなに政党が出来てもこれらが2大政党になるはずである(「経営と 労組で二大 政党だ 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/50487513.html
参照)。所詮は一時の流行で終わるのだろうか?