清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

18歳 未満を子どもと 言うんだよ

今日はこどもの日。国民の祝日に関する法律第2条によると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日だとか。国民の祝日に関する法律には、「父に感謝する日」はない。男女平等の観点から、法改正が必要だろう。このエントリーでは、子どもにまつわる法律改正の提言をする。

第1に、民法第4条「年齢二十年をもって、成年とする」というのを十八年にするなど、成年を18歳にすべきである。日本も批准している、児童(「子ども」と訳する人もいる)の権利に関する条約第1条をはじめ、児童=子ども=18歳未満というのは常識である。

第2に、第1にと矛盾するが、少年法第51条第1項「罪を犯す時十八歳に満たない者に対しては、死刑をもつて処断すべきときは、無期刑を科する」という条文を、二十歳などの適当な条文に改めるべきである。現行法体系では、成年でもないのに死刑になるのは矛盾しているし、第1にで示した改正案でも、人の命を奪う峻厳な刑罰である死刑の場合は、成年より成熟した年齢をあえて設定するのは十分理にかなっているからである。

付言すると、光市事件で批判されるべきは、弁護団の行動ではなく、法体系の矛盾、すなわち、18歳台の人に死刑を言い渡したことである。