YOMIURI ONLINE「民主・山岡氏『普天間、直接国民生活に影響ない』」(2010年5月6日21時03分 読売新聞。2010年5月8日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100506-OYT1T00832.htm)
によると、「民主党の山岡賢次国会対策委員長は6日、党本部で開かれた『女性議員ネットワーク会議』の総会で米軍普天間飛行場移設問題について、『直接国民生活に影響しない』などと発言した」。
たしかに、山岡さんの言うように、直接的な問題ではないかもしれない。
しかし、直接的でなければ軽視していいことにはならない。
普天間について言えば、現地の危険除去もあるが、日本の防衛をどうするのか、すなわち、国民の安全をどう守るかが大事なはずである。報道を聞いていると、日本の防衛をどうするかという観点の話がないように感じるので、きわめて残念である。ただ、米軍完全撤退はなくはない。防衛予算が今以上にかかるとはいえないと思うからである。
政治とカネについては、不公平な政治が行われているのではないかということで、きわめて重要な問題である。例えば、入札企業が、費用を度外視して、献金額の多寡に左右されてはいけないだろう。また、贈与に関してもシビアにチェックし、税理士でも雇ってきちんと納税すべきだったろう(税理士を雇ったかは私の知る限りでは不明)。
たしかに政治で一番大事なのは、国民が喰えること。しかし、だから現地の声がどうでもよかったり、不公平だったりがいいわけがない。こんなことは度素人でもわかるはずだが、わかってないようなので、山岡さんは辞任しかあるまい。