清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

民主主義の トップとしては 素晴らしい

1.菅直人内閣総理大臣が、退陣した。それにつき、まずは、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版「菅首相退陣へ─最後に挙げた成果」(2011年 8月 26日 18:10 JSThttp://jp.wsj.com/Japan/node_295384
をご覧ください。読売新聞と提携しているとは思えない、いい記事になっています(以下のカギカッコ内は、断りのない限り、「菅首相退陣へ─最後に挙げた成果」からの引用)。

「菅氏が首相に就任したのは昨年の6月。市民活動出身の菅氏が、政治を裏側で進める日本の慣習を打ち砕くのではと、大きな期待が持たれた」と、背景を正当に分析しております。読売新聞を紙で読むと、市民活動出身だからダメだとかいう、某イスラム専門家の山内昌之さんレベルのダメコメントしか見ることができなかった(各自の調査を乞う)。

津波が発生した地域における素早い対応、特に自衛隊の活動について、海外からは幅広く称賛の声が寄せられた」とある。当ブログでも、海外のしかるべき機関の評価の声を紹介している。震災対応は、よくはないが悪くもない、というのが本当のところだろう(「妥当だと 言ったねW HO」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51865159.html
、「レベル7 批判するのは 間違いだ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51862165.html
参照。カッコ内のカギカッコは、当ブログのエントリーのタイトル)。

菅首相は、官僚的な東京電力が危機を真剣に受け止めないのではないかとの懸念から、自ら原発危機にかかわり、そうした細部への介入が批判された」も、提携先の新聞とは異なり、論調は穏健かつ妥当、と評価してよかろう。反対する人、きちんと取材をしたうえでか?

「野党の自由民主党は政権奪回のチャンスを嗅ぎ取り、協力を拒否した」→この一文は肝に銘じよう。現在の政治地帯は、野党の責任のほうが大きいのもだから。試に議席数を調べられたし。

「反対者をやり過ごし、望むものを手に入れるまで菅氏は居座り、驚くべき結果を出した」のかぁ。詳細は「菅首相退陣へ─最後に挙げた成果」をご覧いただきたいが、こういう評価もあるものだと思い、大いに参考になった。

2.本当は以下のことを書こうと思ったのだが、読者の皆様の参考になる素晴らしい記事を見つけたので、それにスペースを割いて紹介した。

菅内閣の総辞職は仕方のない側面がある。参議院過半数議席がなく、自由民主党が連立を拒否して退陣させることを選択すれば、法律案が通らなくなるので。ただ、公明党や、左翼と妥協するというはったりがかませていれば。自由民主党は、公明党や左翼より信頼されているのに、何で連立を拒んだのだろう? 日本のことを考えていない国賊どもの集まりだからか?

それはさておき、自分の首と引き換えに、「菅首相退陣へ─最後に挙げた成果」に載っているような成果を挙げたのは、民主主義国家のトップとしては、極めて有能な人と評価してよい(とりわけ、「自分の首と引き換えに」(本エントリーの私見)のところ。さっさと退陣しては、得票多数の有権者を裏切るし、そのままとどまれば何も動かなくなる。野党と妥協した、素晴らしい決断・退陣劇だった)。