清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

非正社員 過去最高に なっちゃった

2011.8.29 19:05 にアップされた上記MSN産経ニュースによると、①「企業に勤める労働者のうち、パートや派遣など「非正社員」の割合は昨年10月1日時点で38・7%となり、平成19年の前回調査から0・9ポイント増加し過去最多を更新した」という。「厚労省は「企業が雇用調整のしやすい労働形態に依存している傾向が続いている」としている」という。
 
最高裁昭和61年12月4日判決(いわゆる日立メディコ事件) において、「面接だけの比較的簡単な採用手続で締結された短期的有期契約を前提としている以上、雇止めの効力を判断する基準は、期間の定めのない契約を締結し終身雇用の期待の下にある本工の場合とおのずと差異がある。工場の業績悪化により人員削減をする必要があり、余剰人員を他部門に配転する余地もない場合、本工に付き希望退職者の募集をすることなく臨時工の雇止めをしたとしても、不合理ということはできない」とされ、終身雇用の正社員と、そうでない非正社員の差を認めているので、この傾向は合理的である。
 
対案としては、雇用がなくならないために、正社員の解雇規制を緩和することが考えられる。
 
民主党びいきのブログが何を言う?」と言われそうだが(一応自覚はしている)、連合が支持している民主党政権だから、正社員と非正社員の公平を図ることは、おそらくなされない。
 
しかし、それでは、一応労働者の支持によって成り立っている(とされる)民主党政権の存在価値はない。
 
民主党政権下でも、労働者の多数が幸福にあるように、解雇規制の緩和、職業訓練の充実が図られるべきだろう。