清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

たしかにね 偏りのある 調査だな

週刊文春』2011年10月27日号p64「新聞不信」で、、「読売新聞の世論調査」(右記URLの世論調査http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/20111014.htm) は、「『新聞の震災報道“評価”73%』」などと「『新聞不信』などないという鼻息を感じる」内容だが、「インターネットを『まったく利用しない』が38%」という数字が「『回答者』に独特の偏りがある可能性はないのか」と疑問を呈している。
 
その通りだと思う。「現役のビジネスマンならば、情報収集などでネットに触れずに過ごすのは難しい」し、学生でも同じだろう。
 
読売新聞2011年10月14日朝刊12版27面(仙台では)に「調査方法」が載っているが、「回答者内訳」を見ると、「20歳代9%、30歳代12%、40歳代17%、50歳代20%、60歳代24%、70歳以上18%」とのこと。
 
平成23年10月報 人口統計」(2011年10月24日アクセス。http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201110.pdf) を見ると、平成23年5月1日現在の有権者(20歳以上の日本人。男女計)は、20歳代13,583千人、30歳代17,427千人、40歳代16,664千人、50歳代15,862千人、60歳代18,282千人、70歳以上14,614千人である。
 
有権者合計が、約96,432千人。パーセンテージで示すと、20歳代14%(小数点第1位四捨五入。以下同じ)、30歳代18%、40歳代17%、50歳代16%、60歳代19%、70歳以上15%である。
 
回答者は、高齢者に偏っていると言える。それならば、「新聞不信」の「独特の偏り」という批判は、正当なものだと思う。