清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

停滞は 民主政権の せいなのか?

読売新聞の見出しを。
 
「法案成立率34%止まり」(読売新聞東京本社版2011年12月10日朝刊13版4面)
 
「政治の機能不全 浮き彫り」( 同 13版9面)
 
詳細は読売新聞にて、となるが、この見出しだけで検討すると、民主党等連立政権のせいなのだろうか?
 
野党が妥協しないのも問題なんじゃないか? 野党案丸呑みをした政党もあり、それもいいのだが、相対的に多数の支持を得ている政党が、多数の支持を得ていない政党の案を安易に丸呑みするのでは、選挙の意味がない。
 
もちろんそれだけではなく、二院制の問題が大きい。衆議院で政権選択の主旨で小選挙区中心の制度を導入し、参議院比例代表と、一部大選挙区制(二人区以上)を導入して民意をそれなりに反映させようとするのでは、参議院で行き詰っても、妥協点を探るのは難しいことは容易に想像できよう。
 
というわけで、現在の政治の停滞は、民主党に原因を求めるだけでなく、もっと全体を見たほうがいい、ということである。